旧石器時代の年表とできごと

旧石器時代を表すイラスト

旧石器時代は約3万年前から約1万4千年前までの約1万6千年間で、打製石器で狩りをしながら移動して暮らす時代です。人々は打製石器を使ってナウマンゾウなどの大型の動物を狩り、えものを追って移動しながらくらしました。土器はまだありません。

2026/09/19 更新・ふりがなつき

いつから
約3万年前
いつまで
約1万4千年前
長さ
約1万6千年間
前の時代
—
次の時代
縄文時代じょうもんじだい
キーワード
打製石器だせいせっき・岩宿遺跡いわじゅくいせき・野尻湖遺跡のじりこいせき・ナウマンゾウ

この時代でおさえること

  • 岩宿遺跡いわじゅくいせき(相沢忠洋あいざわただひろ)
  • 打製石器だせいせっき
  • ナウマンゾウ・マンモス

旧石器時代のくらしとしくみ

旧石器時代のくらし

石を打ち欠いてつくった打製石器だせいせっきを使い、ナウマンゾウやオオツノジカなどの大きな動物を追って移動しながらくらしていました。まだ土器どきはありません。

日本列島にほんれっとうはまだ大陸たいりくと地続きの時期があり、大型の動物とともに人々がわたってきたと考えられています。人々は洞くつや簡単な小屋にすみ、狩りや木の実の採集で食べ物を得ました。道具は石を打ち欠いただけの打製石器だせいせっきで、土器どきや磨製石器ませいせっきはまだ使われていません。この時代の日本に人がいたことは、1946年に群馬県ぐんまけんの岩宿遺跡いわじゅくいせきで打製石器だせいせっきが見つかって初めて確かめられました。

旧石器きゅうせっき縄文じょうもん弥生やよい
石器せっき打製石器だせいせっき磨製石器ませいせっきも石包丁いしぼうちょうなど
土器どきなし縄文土器じょうもんどき弥生土器やよいどき
住まい洞くつ・移動竪穴住居たてあなじゅうきょ・定住ていじゅう竪穴住居たてあなじゅうきょ・むら
食べ物狩り・採集狩り・漁・採集米づくり
年表で「旧石器時代のくらし」を見る
  • 道具は打製石器だせいせっき(打ち欠いただけ)。磨製石器ませいせっき・土器どきはまだない
  • 大型動物(ナウマンゾウ・オオツノジカ)を追って移動する生活
  • 岩宿遺跡いわじゅくいせき(群馬県ぐんまけん)の発見で日本にも旧石器時代きゅうせっきじだいがあったとわかった

旧石器時代の年表

中学受験でよく出るできごとを、年の順にならべました。できごとの名前をタップすると、年表アプリで前後の流れを見られます。

  1. 約3万年前打製石器だせいせっきが使われる石を打ち欠いてつくった、するどい刃をもつ石器せっきです。
  2. 約2万8千年前野尻湖遺跡のじりこいせき(長野県)長野県の野尻湖のじりこで、ナウマンゾウやオオツノジカの化石と打製石器だせいせっきがいっしょに見つかった遺跡いせきです。
  3. 約2万8千年前ナウマンゾウやオオツノジカの狩り旧石器時代きゅうせっきじだいの人々は、打製石器だせいせっきをつけたやりを使い、ナウマンゾウやオオツノジカなどの大型の動物を集団で狩りました。
  4. 約2万5千年前岩宿遺跡いわじゅくいせき(群馬県ぐんまけん)群馬県ぐんまけんの岩宿いわじゅくで、相沢忠洋あいざわただひろが関東かんとうローム層の中から打製石器だせいせっきを見つけた遺跡いせきです。
  5. 約2万年前氷期ひょうきで日本列島にほんれっとうが大陸たいりくと陸続りくつづきになる旧石器時代きゅうせっきじだいは氷期ひょうきと呼ばれる寒い時代で、海面がいまより低く、日本列島にほんれっとうは大陸たいりくと陸続りくつづきでした。

まぎらわしい用語

確認問題

答えを考えてから、問題をタップして答えと解説を確かめましょう。

  1. Q1長野県の○○で、ナウマンゾウやオオツノジカの化石と打製石器だせいせっきがいっしょに見つかった遺跡いせきです。人が大型動物を狩っていた証拠とされます。この説明にあてはまる遺跡いせきを何といいますか。

    野尻湖遺跡のじりこいせき

    野尻湖遺跡のじりこいせき(長野県)(前28000年ごろ)。ナウマンゾウ・オオツノジカの化石と石器せっきが同じ場所から出た。

  2. Q2群馬県ぐんまけんの○○で、相沢忠洋あいざわただひろが関東かんとうローム層の中から打製石器だせいせっきを見つけた遺跡いせきです。これで日本にも旧石器時代きゅうせっきじだいがあったことがわかりました。この説明にあてはまる遺跡いせきを何といいますか。

    岩宿遺跡いわじゅくいせき

    岩宿遺跡いわじゅくいせき(群馬県ぐんまけん)(前25000年ごろ)。それまで日本列島にほんれっとうには旧石器時代きゅうせっきじだいはなかったと考えられていましたが、1946年、行商をしながら遺跡いせきを調べていた相沢忠洋あいざわただひろが、火山灰が積もってできた関東かんとうローム層の中から打製石器だせいせっきを発見しました。

  3. Q3打製石器だせいせっきと磨製石器ませいせっきのうち、おもな使い道が『狩りのやりの先・ナイフ』なのはどちらでしょう。

    打製石器だせいせっき

    打製石器だせいせっきのおもな使い道は『狩りのやりの先・ナイフ』です。ほかは磨製石器ませいせっきが『木を切るおの・弓矢ゆみやの矢じりなど』です。

  4. Q4打製石器だせいせっきと磨製石器ませいせっきのうち、おもな使い道が『木を切るおの・弓矢ゆみやの矢じりなど』なのはどちらでしょう。

    磨製石器ませいせっき

    磨製石器ませいせっきのおもな使い道は『木を切るおの・弓矢ゆみやの矢じりなど』です。ほかは打製石器だせいせっきが『狩りのやりの先・ナイフ』です。

原始(旧石器〜古墳時代)の一問一答でもっと解く

つぎのステップ

年代と内容は、教科書・塾教材の記述にそろえた学習用のものです。異説がある年は、年表アプリの項目の中に記しています。まちがいを見つけたらお問い合わせから教えてください。