江戸時代の文化(元禄文化・寺子屋・国学・蘭学・化政文化)

江戸時代の文化は、元禄文化・寺子屋・国学・蘭学・化政文化です。5代将軍綱吉のころ、大阪や京都(上方)を中心に栄えた、町人が生み出した活気のある文化です。町人や百姓の子どもたちが、読み・書き・そろばんを習った学びの場です。

2026/10/09 更新・ふりがなつき

江戸時代の文化の特色

元禄文化

5代将軍綱吉のころ、大阪おおさかや京都きょうと(上方)を中心に栄えた、町人が生み出した活気のある文化です。井原西鶴いはらさいかく・松尾芭蕉まつおばしょう・近松門左衛門ちかまつもんざえもんらが活やくしました。

17世紀せいきの終わりごろ、5代将軍しょうぐん徳川綱吉とくがわつなよしの時代には、世の中が安定して商業がさかんになり、大阪おおさかや京都きょうとなどの上方の町人が豊かになりました。こうした町人を担い手として栄えた文化を、そのころの年号から元禄文化げんろくぶんかといいます。文学では井原西鶴いはらさいかくが浮世草子を書き、松尾芭蕉まつおばしょうが俳諧を芸術に高め、近松門左衛門ちかまつもんざえもんが人形浄瑠璃にんぎょうじょうるりや歌舞伎の脚本を書きました。絵画では菱川師宣ひしかわもろのぶが浮世絵を始め、尾形光琳おがたこうりんがはなやかな装飾画をえがきました。

分野代表的な人物代表作
浮世草子井原西鶴いはらさいかく『日本永代蔵にっぽんえいたいぐら』
俳諧松尾芭蕉まつおばしょう『おくのほそ道』
人形浄瑠璃にんぎょうじょうるりの脚本近松門左衛門ちかまつもんざえもん『曽根崎心中そねざきしんじゅう』
浮世絵菱川師宣ひしかわもろのぶ『見返みかえり美人図びじんず』
装飾画尾形光琳おがたこうりん『燕子花図屏風』
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  • 大阪おおさかや京都きょうとなどの上方を中心に栄えました。
  • 経済力をつけた町人が、文化の担い手となりました。
  • 浮世草子の井原西鶴いはらさいかく、俳諧の松尾芭蕉まつおばしょう、脚本の近松門左衛門ちかまつもんざえもんが活やくしました。
  • 絵画では、菱川師宣ひしかわもろのぶの浮世絵や尾形光琳おがたこうりんの装飾画が生まれました。

寺子屋

町人や百姓ひゃくしょうの子どもたちが、読み・書き・そろばんを習った学びの場です。江戸時代後期には全国の町や村に広がりました。

江戸時代えどじだいには商業が発達し、帳簿をつけたり手紙を書いたりするために、読み書きや計算の力が必要になりました。そこで町や村に寺子屋てらこやがつくられ、町人や百姓ひゃくしょうの子どもたちが、僧そうや武士ぶし、医者などの先生から読み・書き・そろばんを習いました。武士ぶしの子どもは、藩がつくった藩校で学びました。寺子屋てらこやが広がったことで、江戸時代えどじだいの日本は読み書きのできる人の割合が高くなり、化政文化かせいぶんかで本や浮世絵が広く楽しまれる土台になりました。

寺子屋てらこや藩校
学んだ人町人や百姓ひゃくしょうの子どもたちその藩の武士ぶしの子どもたち
おもに学んだこと読み・書き・そろばん儒学(朱子学)や武芸
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  • 町人や百姓ひゃくしょうの子どもが、読み・書き・そろばんを習いました。
  • 僧そうや武士ぶし、医者などが先生になって教えました。

国学

『古事記こじき』や『万葉集まんようしゅう』などの日本の古典を研究して、仏教ぶっきょうや儒教が伝わる前の日本人にほんじんの考え方を明らかにしようとした学問です。

江戸時代えどじだいの中ごろ、儒教や仏教ぶっきょうの考え方にとらわれず、日本の古い書物から昔の日本人にほんじんの心を学ぼうとする学問がおこりました。これを国学こくがくといいます。賀茂真淵が『万葉集まんようしゅう』を研究し、その教えを受けた本居宣長もとおりのりながが『古事記伝こじきでん』を完成かんせいさせて国学こくがくを大成しました。国学こくがくは天皇てんのうを尊ぶ考え方と結びつき、幕末の尊王攘夷運動そんのうじょういうんどうに影響をあたえました。

国学こくがく蘭学らんがく
研究したもの『古事記こじき』などの日本の古典オランダ語で書かれた西洋の学問
代表的な人物賀茂真淵・本居宣長もとおりのりなが杉田玄白すぎたげんぱく・前野良沢まえのりょうたく
代表的な書物本居宣長もとおりのりながの『古事記伝こじきでん』杉田玄白すぎたげんぱくらの『解体新書かいたいしんしょ』
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  • 『古事記こじき』や『万葉集まんようしゅう』などの日本の古典を研究する学問です。
  • 仏教ぶっきょうや儒教が伝わる前の、日本人にほんじんの古くからの考え方を明らかにしようとしました。
  • 本居宣長もとおりのりながが『古事記伝こじきでん』を書いて大成しました。
  • 天皇てんのうを尊ぶ考え方と結びつき、幕末の尊王攘夷運動そんのうじょういうんどうに影響をあたえました。

蘭学

オランダ語の書物を通して、ヨーロッパの医学や天文学などを学んだ学問です。『解体新書かいたいしんしょ』の出版をきっかけにさかんになりました。

鎖国さこくのもとでも、長崎ながさきの出島でじまを通じてオランダの書物が入ってきました。8代将軍しょうぐん徳川吉宗とくがわよしむねがキリスト教きょうに関係のない洋書の輸入をゆるしてから、オランダ語を通して西洋の学問を学ぶ人が出てきました。1774年に杉田玄白すぎたげんぱく・前野良沢まえのりょうたくらが『解体新書かいたいしんしょ』を出版すると、蘭学らんがくは医学を中心にさかんになりました。伊能忠敬いのうただたかが学んだ天文学や測量術も西洋の学問をもとにしており、大阪おおさかの緒方洪庵の適塾、長崎ながさきのシーボルトの鳴滝塾などで多くの人材が育ちました。

  • オランダ語の書物を通して、ヨーロッパの学問を学びました。
  • 杉田玄白すぎたげんぱくや前野良沢まえのりょうたくらの『解体新書かいたいしんしょ』の出版で、医学を中心にさかんになりました。
  • 長崎ながさきの鳴滝塾や大阪おおさかの適塾などで、多くの人材が育ちました。

化政文化

江戸時代後期の文化・文政のころに、江戸えどの町人を中心に栄えた文化です。浮世絵の風景画や、こっけいな小説、俳諧などが人気を集めました。

11代将軍徳川家斉のころ、年号が文化・文政だった時期を中心に栄えた文化を、化政文化かせいぶんかといいます。元禄文化げんろくぶんかが京都きょうと・大阪おおさか(上方)の町人を中心としたのに対し、化政文化かせいぶんかは江戸えどの町人が中心でした。多色刷りの浮世絵(錦絵)が大量につくられ、葛飾北斎かつしかほくさいや歌川広重うたがわひろしげの風景画、喜多川歌麿きたがわうたまろの美人画が人気を集めました。十返舎一九じっぺんしゃいっくの『東海道中膝栗毛とうかいどうちゅうひざくりげ』、滝沢馬琴たきざわばきんの『南総里見八犬伝なんそうさとみはっけんでん』、小林一茶こばやしいっさの俳諧、川柳や狂歌も楽しまれ、寺子屋てらこやの広がりで読み書きのできる人がふえたことが文化を支えました。

元禄文化げんろくぶんか化政文化かせいぶんか
栄えた時期5代将軍しょうぐん徳川綱吉とくがわつなよしのころ11代将軍徳川家斉のころ
中心の地域上方(京都きょうと・大阪おおさか)の町人江戸えどに住む町人たち
おもな作家井原西鶴いはらさいかく・近松門左衛門ちかまつもんざえもん・松尾芭蕉まつおばしょう十返舎一九じっぺんしゃいっく・滝沢馬琴たきざわばきん・小林一茶こばやしいっさ
おもな浮世絵師浮世絵を始めた菱川師宣ひしかわもろのぶ葛飾北斎かつしかほくさい・歌川広重うたがわひろしげ・喜多川歌麿きたがわうたまろ
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  • 江戸えどの町人を中心に栄えた文化です。
  • 葛飾北斎かつしかほくさいや歌川広重うたがわひろしげの風景画など、多色刷りの浮世絵が大量につくられました。
  • 十返舎一九じっぺんしゃいっくや滝沢馬琴たきざわばきんの小説、小林一茶こばやしいっさの俳諧が人気を集めました。

代表的な作品・建物

  • おくのほそ道

    おくのほそみち

    松尾芭蕉まつおばしょうが、弟子でしの曽良と江戸えどから東北とうほく・北陸をめぐった旅をもとに書いた紀行文です。旅の中でよんだ俳諧(俳句)がおさめられています。

    関係する人物: 松尾芭蕉まつおばしょう

    • 1689年に江戸えどを出発し、東北とうほく・北陸をめぐって美濃の大垣までの旅を記しました。
    • 「夏草や兵どもが夢の跡」は、平泉ひらいずみ(岩手県)でよまれた句です。
    • 「五月雨をあつめて早し最上川」など、旅先でよんだ句がおさめられています。
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  • 解体新書

    かいたいしんしょ

    杉田玄白すぎたげんぱく・前野良沢まえのりょうたくらが、オランダ語の解剖書をほん訳して出版した医学書です。日本で初めての本格的な西洋医学のほん訳書です。

    関係する人物: 杉田玄白すぎたげんぱく・前野良沢まえのりょうたく

    • オランダ語の解剖書『ターヘル・アナトミア』をほん訳した医学書です。
    • 江戸えどの小塚原で解剖を見学したことが、ほん訳のきっかけになりました。
    • 出版をきっかけに、蘭学らんがくがさかんになりました。
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  • 古事記伝

    こじきでん

    本居宣長もとおりのりながが35年かけて完成かんせいさせた『古事記こじき』の研究書です。一字一句の読み方や意味を調べた書物で、これによって国学こくがくが大成されました。

    関係する人物: 本居宣長もとおりのりなが

    • 本居宣長もとおりのりながが、35年かけて完成かんせいさせた『古事記こじき』の研究書です。
    • この研究書によって、国学こくがくが大成されました。
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  • 大日本沿海輿地全図

    だいにほんえんかいよちぜんず

    伊能忠敬いのうただたかが全国を歩いて測量した結果をもとに、弟子でしたちが完成かんせいさせた正確な日本地図です。

    関係する人物: 伊能忠敬いのうただたか

    • 伊能忠敬いのうただたかが全国を歩いて測量した結果をもとにつくられた日本地図です。
    • 伊能忠敬いのうただたかの死後の1821年に、弟子でしなどが完成かんせいさせました。
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  • 富嶽三十六景

    ふがくさんじゅうろっけい

    葛飾北斎かつしかほくさいが、各地から見た富士山を大胆な構図でえがいた浮世絵の風景画の連作です。「神奈川沖浪裏」が特に有名です。

    関係する人物: 葛飾北斎かつしかほくさい

    • 葛飾北斎かつしかほくさいが、各地から見た富士山をえがいた浮世絵の連作です。
    • 大波の向こうに富士山が見える「神奈川沖浪裏」がふくまれます。
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  • 東海道五十三次

    とうかいどうごじゅうさんつぎ

    歌川広重うたがわひろしげが、江戸えどから京都きょうとまでの東海道の宿場と、そこを行く旅人のようすをえがいた浮世絵の風景画の連作です。化政文化かせいぶんかを代表する作品です。

    関係する人物: 歌川広重うたがわひろしげ

    • 歌川広重うたがわひろしげが、東海道の宿場の風景をえがいた浮世絵の連作です。
    • 江戸えどの日本橋から京都きょうとの三条大橋までの宿場と、旅人のようすがえがかれています。
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  • 風神雷神図屏風

    ふうじんらいじんずびょうぶ

    俵屋宗達たわらやそうたつがえがいた屏風絵です。金色の地に、風袋をかついだ神と太鼓を背負った神が向かい合う姿を大たんにえがいています。国宝として、京都きょうとの建仁寺けんにんじに伝わっています。

    関係する人物: 俵屋宗達たわらやそうたつ

    • 金地の屏風の左右に、風神と雷神をえがいています。
    • 京都きょうとの建仁寺けんにんじに伝わる国宝です。
    • のちに尾形光琳おがたこうりんがこの絵を写した屏風をえがきました。
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  • 日光東照宮

    にっこうとうしょうぐう

    初代将軍しょうぐん徳川家康とくがわいえやすをまつる神社じんじゃで、3代将軍家光が今のような豪華な建物に建て直しました。はなやかな彫刻ちょうこくでかざられた陽明門が有名です。

    関係する人物: 徳川家光とくがわいえみつ・徳川家康とくがわいえやす・徳川秀忠とくがわひでただ

    • 初代将軍しょうぐん徳川家康とくがわいえやすを神としてまつっています。
    • 3代将軍家光が、多くの費用をかけて豪華な社殿に建て直しました。
    • 陽明門は、一日中見ていてもあきないことから「日暮門」ともよばれます。
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  • 人形浄瑠璃

    にんぎょうじょうるり

    語り手が三味線に合わせて物語を語り、それに合わせて、木でつくった小さな役えき者をあやつって演じる芝居です。元禄のころ大阪おおさかで人気を集め、今の文楽に受けつがれています。

    関係する人物: 近松門左衛門ちかまつもんざえもん

    • 語りと三味線に合わせて、木でつくった役えき者をあやつって演じる芝居です。
    • 竹本義太夫が大阪おおさかに竹本座を開き、義太夫節とよばれる語りを広めました。
    • 現在は文楽とよばれ、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。
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  • 見返り美人図

    みかえりびじんず

    菱川師宣ひしかわもろのぶがえがいた、歩きながらふり返る女性の姿の絵です。版画ではなく筆で直接えがいた肉筆の浮世絵で、切手の図がらにもなりました。

    関係する人物: 菱川師宣ひしかわもろのぶ

    • 歩きながら後ろを見る女性の姿をえがいた浮世絵です。
    • 菱川師宣ひしかわもろのぶが筆で直接えがいた肉筆の浮世絵です。
    • 東京国立博物館に所蔵され、切手の図がらにもなりました。
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  • 曽根崎心中

    そねざきしんじゅう

    近松門左衛門ちかまつもんざえもんが書いた人形浄瑠璃にんぎょうじょうるりの作品です。大阪おおさかで実際に起きた、若い男女がいっしょに命を絶った事件をもとに、町人の義理と人情をえがき、大評判となりました。

    関係する人物: 近松門左衛門ちかまつもんざえもん

    • 大阪おおさかで実際に起きた、若い男女がいっしょに命を絶った事件を題材にしています。
    • 竹本義太夫の竹本座で人形浄瑠璃にんぎょうじょうるりとして上演され、大評判となりました。
    • 町人の世界をえがく「世話物」とよばれる作品の始まりとなりました。
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  • 東海道中膝栗毛

    とうかいどうちゅうひざくりげ

    十返舎一九じっぺんしゃいっくが書いた、弥次郎兵衛と喜多八の2人が東海道を旅するこっけいな物語です。江戸えどの人々に大人気となりました。

    関係する人物: 十返舎一九じっぺんしゃいっく

    • 十返舎一九じっぺんしゃいっくが書いた、弥次郎兵衛と喜多八の旅の物語です。
    • 東海道を旅する2人が失敗や笑いを起こす、こっけいな小説です。
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  • 南総里見八犬伝

    なんそうさとみはっけんでん

    滝沢馬琴たきざわばきんが28年かけて書き上げた長編小説で、不思議な玉を持つ8人の犬士が、安房(千葉県)の里見家のために活やくする物語です。

    関係する人物: 滝沢馬琴たきざわばきん

    • 滝沢馬琴たきざわばきんが28年かけて書き上げた長編小説です。
    • 8人の犬士が、安房の里見家のために活やくする物語です。
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  • 日本永代蔵

    にっぽんえいたいぐら

    井原西鶴いはらさいかくが書いた浮世草子です。お金をもうけて成功した町人や、ぜいたくをして落ちぶれた町人の話を通して、町人の生き方をえがいています。

    関係する人物: 井原西鶴いはらさいかく

    • 町人がお金をもうけて成功したり、失敗したりする話を集めた浮世草子です。
    • お金をめぐる町人のくらしを、生き生きとえがきました。
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葛飾北斎と歌川広重

葛飾北斎かつしかほくさい歌川広重うたがわひろしげ
代表作富嶽三十六景ふがくさんじゅうろっけい東海道五十三次とうかいどうごじゅうさんつぎ
えがいたものいろいろな場所から見た富士山東海道の宿場とその周りの風景
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文化・宗教のできごと

  1. 1629年ごろ絵踏えぶみキリストやマリアの像を刻んだ板を人々に踏ませ、キリスト教きょうの信者しんじゃを見つけ出したやり方です。
  2. 1640年ごろ寺請制度てらうけせいど(宗門改しゅうもんあらため)すべての人をどこかの寺の信者しんじゃとして登録させ、キリスト教きょうの信者しんじゃでないことを寺に証明させたしくみです。
  3. 1720年漢訳洋書かんやくようしょの輸入制限ゆにゅうせいげんをゆるめる8代将軍吉宗が、キリスト教きょうに関係のない、中国語に訳されたヨーロッパの本の輸入を認めたできごとです。
  4. 1790年寛政異学かんせいいがくの禁寛政かんせいの改革かいかくの中で、幕府ばくふの学問所で朱子学以外の学問を教えることを禁止きんししたきまりです。

文化をになった人物

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確認問題

答えを考えてから、問題をタップして答えと解説を確かめましょう。

  1. Q15代将軍綱吉のころ、大阪おおさかや京都きょうと(上方)を中心に栄えた、町人が生み出した活気のある文化です。井原西鶴いはらさいかく・松尾芭蕉まつおばしょう・近松門左衛門ちかまつもんざえもんらが活やくしました。この説明にあてはまる文化を何といいますか。

    元禄文化げんろくぶんか

    17世紀せいきの終わりごろ、5代将軍しょうぐん徳川綱吉とくがわつなよしの時代には、世の中が安定して商業がさかんになり、大阪おおさかや京都きょうとなどの上方の町人が豊かになりました。

  2. Q2松尾芭蕉まつおばしょうが、弟子でしの曽良と江戸えどから東北とうほく・北陸をめぐった旅をもとに書いた紀行文です。旅の中でよんだ俳諧(俳句)がおさめられています。この説明にあてはまる紀行文を何といいますか。

    おくのほそ道

    1689年、松尾芭蕉まつおばしょうは弟子でしの河合曽良とともに江戸えどの深川を出発し、東北とうほく地方から北陸地方をめぐって、美濃(岐阜県)の大垣まで約150日の旅をしました。

  3. Q3キリストやマリアの像を刻んだ板を人々に踏ませ、キリスト教きょうの信者しんじゃを見つけ出したやり方です。長崎ながさきなど九州きゅうしゅうで、毎年行われました。この説明にあてはまるものを何といいますか。

    絵踏えぶみ

    幕府ばくふはキリスト教きょうの信者しんじゃを見つけ出すため、キリストや聖母マリアの像を刻んだ銅どうや木の板を人々に踏ませました。

  4. Q4『浮世草子』の代表的な人物は何でしょう。

    井原西鶴いはらさいかく

    『浮世草子』の代表的な人物は井原西鶴いはらさいかくです。

  5. Q5『おくのほそ道』をつくった人物はだれでしょう。

    松尾芭蕉まつおばしょう

    おくのほそ道(1694年ごろ)。松尾芭蕉まつおばしょうが、弟子でしの曽良と江戸えどから東北とうほく・北陸をめぐった旅をもとに書いた紀行文です。つくった人物は松尾芭蕉まつおばしょうです。

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江戸時代の読みもの

つぎのステップ

年代と内容は、教科書・塾教材の記述にそろえた学習用のものです。異説がある年は、年表アプリの項目の中に記しています。まちがいを見つけたらお問い合わせから教えてください。